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銭湯の建築様式

銭湯ってこんな様式なんだ。
本当にびっくりするばかりです。


全国的に寺社建築のような外観の共同浴場を見ることができる。主に温泉が湧出する観光温泉地の共同浴場であるが、これが関東大震災後に東京で成立する宮型造り銭湯の様式としても採用された。主に関東近郊にこの建築様式が集中しており、地方の銭湯では見られずきわめて数が少ない。 この宮型造り銭湯の都心での発祥は東京墨田区東向島の「カブキ湯」に始まる。この建物入口に「唐破風」(記事冒頭部、子宝湯頭写真中央の曲線形の庇)もしくは「破風」が正面につく建築様式を『宮型』という。

神社仏閣や城郭の天守を想起させる切り妻の屋根飾りに合掌組を反曲させた曲線(写真建物の上端部)は、宗教性や権威を誇るディテールであり、また、極楽浄土へいざなう入り口を示すシンボリックな側面を合わせ持っている。そこには一般在来建築とは様式が違うというだけでなく、非日常性という側面も垣間見える。当時の主な銭湯の利用客である市井の人々には「お伊勢参り」や「金毘羅山参り」、「日光東照宮参り」 など日本各地の神社仏閣への「お参り」旅行は参詣本来の目的に加えてイベントであり娯楽であったことも鑑み、人々の平凡な日常にとって宮型造りの銭湯に足を運ぶことはいつかの「お参り」にいざなう魅力的な装置としても機能した。

風呂は浮き世のケガレを洗い流す、という点においては極楽浄土といえる。唐破風が共同浴場に存在し得た理由はそこにあると推測される。

こうした宮型造りの銭湯は昭和40年代頃まで関東近郊で盛んに建てられたが、自宅に作る内風呂が普及し、またビルに建て替えられる銭湯も多くなって、数少なくなってきた。しかし近年の懐古趣味であるちょっとしたレトロブームに乗って、中には新築で宮型造りの銭湯が建てられる物件もでてきた。

各地の銭湯の建築様式は様々であるが、コミュニケーションの場として日常生活に彩りを与える工夫がなされている所に共通点がみられる。


引用『ウィキペディア(Wikipedia)』
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2007年12月12日 18:45に投稿されたエントリーのページです。

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